獣医外傷・管理

・I. M. Zaslow 編
・小池壽男(北海道大学獣医学部) 監修
・B5判上製本、608頁/図版335点
・ISBN4-87362-039-2 C3061
・初版発行:1987年9月28日
・定価(本体11,000円+税)/送料380 円

 本書は,家畜の外傷とその救急医療とを目的に,外傷の複雑な代謝反応から,その診断に必要な検査および得られたデータの適切な解釈,さらにそれらに基づく処置法から薬剤の選択にいたるまでを統一された視点のもとに,それぞれの部門の専門家の記述をとりまとめている。

訳者一覧
戸尾祺明彦(北海道大学),中間實徳(山口大学),高瀬勝晤(北里大学),熊谷丑二(宮崎大学),武藤 眞(麻布大学),小泉 正(日本獣医畜産大学),山田明夫(帯広畜産大学),小谷忠生(酪農学園大学),坂本 紘(鹿児島大学),工藤忠明(岐阜大学),清水亮佑(鹿児島大学),草場治雄(日本大学),原 茂雄(岩手大学),鈴木立雄(麻布大学),南 三郎(鳥取大学),信田卓男(麻布大学)

主要目次
第1部 クリティカルケアの評価
第1章 外傷患畜の初診と管理
第2章 患畜のモニター:獣医クリティカルケア患畜の臨床的に有用な指標の計測
第3章 外傷に対する代謝反応
第4章 酸−塩基障害の評価
第5章 緊急患畜治療検査室
第6章 カテーテル挿入
第7章 不整脈:診断と治療
第2部 臨床的処置と方法
第8章 開放創の処置の一般原理
第9章 緊急,救急患畜のための診断手技
第10章 犬の下部気道感染症に対する検査室診断と治療
第11章 火傷ならびに電気的損傷に対する初期治療
第12章 中枢神経系外傷の救急処置
第13章 末梢神経系の診断と治療
第14章 胸部の創傷や損傷の初期管理
第15章 救急薬
第16章 重症患畜における肺疾患の管理
第17章 回復室での管理
第18章 重篤患畜の麻酔管理
第19章 大動物患畜の外傷とクリティカルケア
第20章 新生獣学と幼獣学
第3部 特殊手技
第21章 高カロリー療法
第22章 外傷時における止血機能
第23章 気管切開法
第24章 診断的腹腔穿刺と腹腔洗浄
第25章 心肺蘇生と二次救命処置
第26章 内視鏡検査法

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