小動物画像診断マニュアル
・Robin Lee 編 ・廉澤 剛(北海道大学)、廉澤和美(獣医師) 訳 ・A4判並製本、212頁/写真5点、図・表440点 ・ISBN4-87362-086-4 C3061 ・初版発行:1999年2月26日 ・定価(本体9,000円+税)/送料340 円
今回の新版には、拡がりゆく画像診断の分野を取り入れ、小動物臨床において欠かせない検査法となった超音波検査法を盛り込んでいる。これらの分野の進歩に対して、忙しい臨床の中で参照する書物としてこのマニュアルが非常に有用である。超音波という新しい分野によって、X線で描出することが難しかった部位を可視化できるようになり、診断のための画像を作り出すことが可能となっている。 動物とスタッフの放射線に対する安全性について、本マニュアルでは重要項目として取り扱っている。我々は、法規を理解するだけではなく、作業環境に必要な防護措置を確実に実施する必要がある。 この新版は、次世代の画像診断である磁気共鳴撮像法(MRI)とコンピュータ断層撮影法(CT)も取り扱っている。本版から次の版までにこの分野がどれほどまでに進歩するのかが楽しみである。
主要目次 第1章 序 論 第2章 頭部と頚部 第3章 胸 部 第4章 腹 部 第5章 四肢骨格 第6章 脊 柱 第7章 造影剤と造影法 第8章 超音波診断 第9章 小型哺乳動物,鳥,エキゾチック種のX線撮影 第10章 放射線防護 付 録 索 引
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