犬・猫の泌尿器外科学 ・E. A. Stone, J. A. Barsanti 著 泌尿器病は腎臓を含む腎臓以下の全尿路系の疾病であり,どちらかというと診断法も進歩しており,診断しやすく,かつ病態の理解しやすい疾病である.しかし,診断は出来ても万全の治療が可能というわけではない。とりわけ外科的治療は,対象が機能の異なる多岐にわたる部分で構成されており,しかも繊細な構造を持つので,それに対応した高度の特殊な泌尿器外科学が要求されることは言うまでもない。高度な専門領域といえる。犬と猫を併列して記述されたとしても,やはりそこには著しい差がある。そのため泌尿器外科を専門とする参考書の必要性がいわれてきた。 訳者一覧 主要目次 |