犬・猫の泌尿器外科学

・E. A. Stone, J. A. Barsanti 著
・A4変型判上製本、240頁/図版335点
・ISBN4-87362-049-X C3061
・初版発行:1993年7月30日
・定価(本体15,000円+税)/送料450円

 泌尿器病は腎臓を含む腎臓以下の全尿路系の疾病であり,どちらかというと診断法も進歩しており,診断しやすく,かつ病態の理解しやすい疾病である.しかし,診断は出来ても万全の治療が可能というわけではない。とりわけ外科的治療は,対象が機能の異なる多岐にわたる部分で構成されており,しかも繊細な構造を持つので,それに対応した高度の特殊な泌尿器外科学が要求されることは言うまでもない。高度な専門領域といえる。犬と猫を併列して記述されたとしても,やはりそこには著しい差がある。そのため泌尿器外科を専門とする参考書の必要性がいわれてきた。

訳者一覧
戸尾祺明彦(北海道大学名誉教授)、藤永 徹(北海道大学獣医学部)、下村仁司(山口動物病院)、奥村正裕(北海道大学獣医学部)

主要目次
第1部 総 論
第1篇 尿路系の疾患:鑑別診断および診断法
第2篇 診断検査と実際と説明
第3篇 泌尿器外科総論
第2部 泌尿器外科各論
第4篇 猫の尿道閉塞
第5篇 犬の尿道閉塞
第6篇 尿石症
第7篇 尿路系外傷
第8篇 先天性疾患
第9篇 前立腺疾患
第10篇 尿路系腫瘍

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