哺乳動物の精子

・西川義正 監修/飯田 勲 編
・B5判上製本、422頁/図版約200点
・ISBN4-87362-043-0 C3061
・初版発行:1972年12月10日
・定価(本体7,000円+税)/送料450円

 家畜の人工受精の実用的利用価値,その技術と進歩と共に,精子および精液に関する生理学的,生化学的,物理学的研究が急速に進展してきている。諸外国でもこの種の研究が盛んで,すでにいくつかの秀れた本が発刊されているが,わが国にはこの種の本が未だ一冊も出されていない。本書は,その最初の試みである。

訳者一覧
飯田 勲(静岡大学農学部)、入谷 明(京都大学農学部)、大沼秀男(北里大学獣医畜産学部)、小島義夫(静岡大学農学部)、鈴木 善祐(明治大学農学部)、永瀬 弘(農林水産省畜産試験場)、西川義正(帯広畜産大学)、正木淳二(東北大学農学部)、毛利秀雄(東京大学教養学部)、森田二郎(鳥取大学農学部)、吉田重雄(京都府立大学農学部)、和出 靖(農林省畜産試験場)

主要目次
第1章 精子研究の史的背景
第2章 雄の生殖器構造
第3章 ホルモンと精液および精子の生産
第4章 精子の形成
第5章 精子の形態
第6章 副生殖腺の分泌機能
第7章 精液の一般性状
第8章 精液の化学的性状
第9章 精子の運動性
第10章 精子の代謝
第11章 精液の希釈と生理
第12章 精子の低温生理
第13章 雌生殖器道内の精子
第14章 精子の受精能
第15章 精子免疫

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