獣医内科学実習ノート

・長谷川篤彦(東京大学) 著
・B5判並製本、165頁
・ISBN4-87362-056-2 C3061
・初版発行:1995年3月31日
・定価(本体3,495円+税)/送料340円

 日々獣医師は動物の健康に関して多様な相談をもちかけられるが,そのとき専門家としての対応ができなくてはならない。それはもてる知識とか情報をどう活用するかにある。そのためにはまず,動物を前にして専門家として行うべき技量を養うことが肝要である。また獣医師の現状や科学技術の現実を正しく弁え正当に評価する能力も必要である。さらに専門とする獣医師間で十分対話ができることも獣医師としての重要な要素である。
 以上のような意味から本書は獣医師を志す学生のために是非理解してほしい基礎事項を列挙した内科学の実習ノートである。

主要目次
1. 緒論
 基本的問題,記録,書籍
2. 問診
 はじめに,聴取方法,問診の要点,問題点
3. 診察
 望診・視診,触診,脈診,打診,聴診,体温,神経学的観察,皮膚科学的観察,眼科学的観察
4. 臨床検査
 目標の確認,臨床検査の種類
5. 治療・予防
 治療法の種類,治療目的,副作用,副作用の発現要因(人為的な問題),副作用に対する対応
主な疾病リスト

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